接待と居酒屋

社会人になると、取引先や会社関係者に接待するシーンも多くなるかと思いますが、接待をする場合には、どのようなお店を選べば良いのでしょうか?

中には、いつも使っている良い雰囲気の居酒屋は使っても良いのか、と悩むこともあるでしょう。

ただ、本来のビジネスマナーでは居酒屋は本来ふさわしくないと考えられており、場所選びには十分注意が必要です。

今回は、接待におけるビジネスマナーや、接待に居酒屋を選ぶ際の注意点、接待のお店を決定する前に確認しておきたいことについてご紹介します。

接待に居酒屋はNG?本来のビジネスマナーについて

居酒屋で接待

本来ですと、接待で居酒屋を使うというのはビジネスマナーに反しています

居酒屋は、仲間内や少なくとも職場懇親会などで楽しむところであり、場合によると同窓会とか家族とかで利用するようなところだからです。

接待というからには、料亭とか、そこまで格式が高くなくても割烹というようなお店が適しています。

もちろん、和食でなければならないことはなく、中華でも、レストランでもいいのですが、お客様をおもてなしすることに相応しい場というのがあるので、その範疇からは居酒屋は外れているということなのです。

しかし、今日では、体裁は居酒屋でも、個室があるとか、創作料理で腕を振るう板前さんがいるとか、郷土料理で珍しいものを出す店があるとか、という具合になっていますので、あながち居酒屋というだけで否定もできなくなっていることも確かです

接待に居酒屋を選ぶ際の注意点

接待の注意点絶対に避けるべきことは、自分のおなじみのところで、勝手が分かっているという理由だけで、お店を選定しないということです。

何かの拍子に、お客様にそのお店を選んだ理由を聞かれたら、興ざめとなってしまいます。

したがって、何よりも相手の地位や役職に相応しいということが第一です。

特に、不相応が低い方であるとお客様に不愉快な思いをさせることになります。

また、年に応じて好みが変化するのは人の常ですから、相手の方の年齢をおよそでいいので確認しておくことです。

秘書役の人やその方の周辺の人に伺うことができる関係であれば、お好みなどを確認しておくのが大事なことです。

接待が予算の関係から居酒屋でということが条件的であって、直接相手にお伺いしても構わない状態であれば、「たまには居酒屋風なところでおくつろぎいただくのも一興かと思いますが、近くのお店に疎いので、良いお店などをお教え願えると有難いのですが…」というようなセリフで、それとなくお好きな店を指定していただくのもいいでしょう。

そして、ただお店に疎いというだけでなく、ネットなどで検索したお店の名前を挙げて、「こういうお店くらいしか存知あげないのですが」と前置きすれば、およその予算も察知していただけるというわけです。